上質な睡眠で自律神経&体内時計を整えよう!安眠ヨガ3選

さっそく安眠ヨガにトライしていきましょう。就寝前に簡単に行えるヨガポーズを3つ厳選したので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

わにのポーズ

わにのポーズ

お腹や腰、お尻にアプローチできる「わにのポーズ」。全身をストレッチできるため、骨盤の歪みや姿勢改善、リラックス効果が期待できます。就寝前にベッドの上でごろんと寝転がって行えるのも嬉しいポイントです。

■実際にポーズをとってみましょう

難易度:普通

1.仰向けの姿勢のまま、まずは右膝を両手で抱えます。伸ばしている左足は力を抜いてリラックスさせましょう。
2.右手を真横に伸ばし、右膝を左に倒しながら、顔を右方向へ向けます。
3.伸ばした右腕と肩、胸まわりをストレッチさせながら数呼吸キープします。
4.反対側も同じ手順で行いましょう。

■わにのポーズのポイント

腹式呼吸を意識しながら、全身をリラックスさせましょう。

真横に伸ばしている方の肩が床から浮いてしまうと、ツイストが浅くなり効果が半減。体をしっかり床につけた状態でねじっていきましょう。

仰向けの合蹠(がっせき)のポーズ

仰向けの合蹠(がっせき)のポーズ

スプタ・バッタ・コナーサナとも呼ばれるこのポーズ。背中に置いたクッションや枕などに体をあずけ、深呼吸をしながら行うポーズです。股関節をほぐしながら、全身の疲れを解き放ちましょう。

■実際にポーズをとってみましょう

難易度:易しい

1.大きめのクッションや枕、ブランケットを背中や頭に敷いて、仰向けの姿勢になりましょう。
2.肩の力を抜いてリラックス。あごは軽く引きましょう。
3.両足裏を合わせ、膝を左右(外側)に開きましょう。
4.この姿勢のまま数分間キープしてください。

■仰向けの合蹠(がっせき)のポーズのポイント

両足裏を合せたとき、かかとの位置は痛みを感じない“心地よい”ポジションに。

バナナのポーズ

まるで“バナナ”のように、半身を緩やかにねじるポーズです。数分間かけてじっくり体全体を伸ばしていきましょう。心地よい伸びを感じることで心身の疲労が解放され、安眠効果が期待できます。

■実際にポーズをとってみましょう

難易度:易しい

仰向けに寝て、全身をリラックスさせましょう。
両足を揃えたまま左側へ少し動かし、右足を左足の上に重ねます。
両手を頭の上にまっすぐ伸ばし、左手で右手首をやさしく握ります。両手を左側へと移動させ、右半身がグーっと伸びる感覚を意識しましょう。
この姿勢のまま数分間キープ。その後、反対側も同様に行いましょう。

■バナナのポーズのポイント

体をしならすときは、無理のない範囲で。毎晩の習慣にして、少しずつ体の柔軟性を高めていきましょう。

上質な睡眠のためには、深呼吸をしながら体の疲れを解放する「安眠ヨガ」が効果的です。本記事でご紹介した3つのヨガポーズは、すべてベッドの上でのんびりトライできるものばかり。さっそく取り入れて、今宵は最高の睡眠を!

夜ヨガとは-眠りの質を上げる夜ヨガの魅力

私たちの体は、交感神経と副交感神経からなる自律神経によってコントロールされていますが、過度なストレスや不規則な生活が重なると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、自律神経の乱れにつながります。 疲れているはずなのに、なかなか寝付けないというつらい症状の原因も、ストレスや心配事、緊張などのために自律神経が乱れているせいかもしれません。夜に行う、いわゆる「夜ヨガ」には、自律神経を整えて本来のリズムに戻す働きがあるため、寝る前に行うことで眠りの質を上げることができます。

夜ヨガの効果

夜ヨガのおもな効果には、次のようなものがあります。
・眠りの質を高める
深い呼吸で行う夜ヨガは、昼間の活動で高まった自律神経を整え、心身ともにリラックスした状態に導いてくれます。ストレスや心配事による緊張状態も緩和されるので、寝付きが良くなり、朝もすっきりと目覚めることができます。
・やせやすい体質になる
ヨガの深い呼吸により血行が促進されるため、代謝も上がって、やせやすい体質になります。自律神経が整い、体本来のリズムが整うことで、ホルモンの分泌も正常に行われるようになるため、代謝もさらに向上します。

夜ヨガを行うタイミング

ヨガのポーズには内臓を刺激するものもあるため、食後すぐに行うのは避けましょう。また、入浴後すぐに行うのも心臓に負担がかかってしまうので、夕食や入浴を済ませた後、ベッドに入る前がおすすめです。
食後3時間以上経過しているのが理想です。1回に長時間行うよりも、短時間でも毎日続けることで、より効果を実感できるでしょう。

朝ヨガを5分!

朝ヨガ初心者必見! 毎日の朝に5分間取り入れ、キレイになってみませんか? キレイな女性は、ココロとカラダのケアを毎日積み重ねているもの。毎日の積み重ねで、美を手に入れましょう!
ストレッチやポーズの方法をご紹介しますので是非お試しください。

朝ヨガのポーズ:腰まわりをほぐすストレッチ


腰まわりをほぐすストレッチ

あぐらになり、息を吐きながら体を前へ。5呼吸繰り返したら元の状態へ戻る。前後の脚を入れ替え同様に行います。

朝ヨガのポーズ:肩と胸のストレッチ


肩と胸のストレッチ

あぐらのまま両手を背後で組み、天井へ向けて持ち上げる。胸を斜め上へ向かせ、5呼吸繰り返す。

朝ヨガのポーズ:ねじりのポーズ


ねじりのポーズ

右足を左膝の外側へ置き、左手で右膝を引き寄せ、<息を吐きながら>上体をねじり<呼吸>を繰り返す。左右の足を入れ替え、左ねじりも同様に行う。

朝ヨガのポーズ:ネコのポーズ1


ネコのポーズ1

四つんばいになり、<息を吐きながら>背骨が伸びるように背中を丸める。

朝ヨガのポーズ:ネコのポーズ2


ネコのポーズ2

<息を吸いながら>おでことお尻を上方へ引き上げる。ネコのポーズ1と2を交互に5回ずつ繰り返す。

朝ヨガのポーズ:下を向いたイヌのポーズ


下を向いたイヌのポーズ

四つんばいの姿勢から、膝を浮かせてお尻を持ち上げ、<息を吐きながら>かかとをマットに下ろし、できる範囲で膝を伸ばす。呼吸を繰り返したら、膝を緩めて両手の方向へ歩く。

朝ヨガのポーズ:前屈のポーズで下半身をストレッチ


前屈のポーズで下半身をストレッチ

下を向いたイヌのポーズの姿勢から、膝を緩めて前方へ歩き前屈する。できる範囲で膝を伸ばし、下半身をストレッチする。

朝ヨガのポーズ:両手を空高く伸ばし、体側と背中のストレッチ


両手を空高く伸ばし、体側と背中のストレッチ

<息を吸いながら>両手を広げながら空高く持ち上げ、頭上で合掌し、背中と体側を伸ばします。

朝ヨガのポーズ:静かな呼吸でキレイを呼び込む


静かな呼吸で キレイを呼び込む

<息を吐きながら>両手をおろし、胸の前で合掌。なりたい自分をイメージしながら深呼吸です。